今なお活躍する国鉄型車両(DD16・キハ47)
2023年10月 若桜鉄道のDD16

10月15日 晴

終焉間近のDD51金沢工臨からつづく
 香住の宿を6時に出て、上り始発を撮影してから駅へ。蟹のオブジェがある、さすが名産地。これを見て、6年前にサロンカー出雲を撮りに立ち寄った事を思い出した。今朝のスタートも国鉄型、香住7:27発(キハ47-1093)。日本海が見えたり、新餘部鉄橋を渡ったり、絶景がつづく。野生の鹿も何回か見かけた。浜坂でJR型のキハ121に乗り換え鳥取へ。

香住駅
6:36 豊岡行 キハ47-1133+キハ47-10

香住駅
蟹のオブジェと昔懐かしい改札口ラッチ

7:23 浜坂行 キハ47-15 到着
上り鈍行と交換して発車

キハ47-1093車内

福部駅
8:27 浜坂行 キハ47-1113

 今日は若桜鉄道と智頭急行の鉄印集めと国鉄型巡り、以前見られなかったDD16が一番のターゲットだ。鳥取では国鉄型キハ改造の、あめつちが発車待ちしていた。この先メシポイントが無さそうなので、元祖かに寿し1,350円を買った。

鳥取駅
倉吉行 キハ47-1112

あめつち キロ47-7005

あめつち キロ47-7006

9:00 あめつち キロ47-7005 発車

 単行でホームに到着した若桜鉄道への直通列車に乗る。若桜鉄道WT-3003(昭和)の車内は、大きなテーブルのあるボックスシートでイイ感じだ。因美線を20分走り、郡家から若桜鉄道に入る。駅舎など古いものを大切に使っている感じだ。隼駅には北陸鉄道の電気機関車(ED301)と高知運転所所属だったオロ12-6が、八東駅には有蓋緩急車ワフ35597と排雪モーターカーが保存されていた。ED301は40年前に北陸鉄道で見て以来だ。

隼駅
北陸鉄道ED301とオロ12-6

八東駅
ワフ35597とハイモ

 国鉄時代そのままの若桜駅に到着。鉄印と帰りの切符を購入し駅端へ。お目当てのDD16 7は転車台手前に停まっていた。4年前に来た時はピンク色のC12しかおらず、ガッカリだったがやっとカメラにおさめられた。この中国地方中央部は、津山にはDD16 303もいてDD16ファンにはたまらないエリアだ。

若桜駅
DD16 7と12系

転車台

12系客車

 駅に戻り来た時と違うWT-3004(若桜)に乗車する。車内の配置は同じようで、配色と細部が違うようだ。使いやすいテーブルにかに寿しを広げ、発車前に昼メシにする。帰りは郡家で下車し、因美線で智頭へ。ここからは智頭急行の2連のディーゼルカーだった。JR路線だが、他社車両ばかりだ。智頭駅で鉄印を購入し、駅前スーパーで酒とつまみを調達、ここからは特急スーパーはくと8号で一気に新大阪に出て新幹線で帰宅だ。智頭13:23発(HT7004)、西日本のネット予約時に最前列が空いていたのでこれに座ったらどハマリ。371系を延ばしたような運転台からの眺望は良く、非電化区間の高速運転から、複々線区間の追い抜きまで、新大阪までの2時間は全然目が離せなかった。

若桜駅
駅舎

駅舎内からDD16

WT-3004(若桜)のテーブルにかに寿しを広げて昼メシ