5−1(2) SL(大井川鉄道)
1985年9月 静岡クラッシュツーリング

  9月22日 雨

下泉付近
15:10上り急行 かわね路号 C56 44
二俣線・飯田線からつづく
22日
スプライトを飲みながら荷物の整理をして濡れた物を干して、寝袋を出し終電を待つ。21:30ちょい前に千頭行終電が出たので寝た。夜中、雨音で一回目が覚めたがすぐに寝た。

23日
6:03起床、雨が少しパラついていた、すごく寝やすい夜だった。しばらく寝袋でまどろむ。7時過ぎて、サラミをかじりながら片付ける。駅前の商店が開いたのでクリームパンなど買いついでに水を分けて貰い、それを沸かしてカップラーメンを作り、肉を焼き朝メシにした。

  9月23日 雨

田野口駅
データなし

下泉〜田野口間
10:32 下り 元名鉄車
 
 10:55 下り 臨時急行かわね路号 C56 44
食べてる時に、60過ぎくらいのおばあさんが孫を連れて待合室に入って来たので「どおぞ」と自分の尻に敷いていた、駅備え付けの座蒲団を勧めた。それがきっかけになり会話が弾み「今日は孫を連れて井川へ行く」だの「今はじいさんと二人暮らしだけど家は広いから今度泊りに来なさい」だのと言い、住所・電話番号を交換した(実際このKさんとはこの後、泊めてもらいに行ったりして長い付き合いになる:今の俺の補足)。おばあさん達は9:03の鈍行千頭行で孫を連れて井川へ向かった。10:22田野口発、セルがぶっこわれているので昨日から何回も押しがけしているおかげで、簡単にエンジンがかかるようになった。10:26(432キロ)大井川橋着、10分程遅れて臨時の急行かわね路号が3両の客車をC56 44が牽引して通過。
 
11:08 下り 急行おおいがわ 3000形SE車
 
11:39 下り モハ311+クハ511 元旧国
千頭手前の鉄橋
13:08 下り 急行かわね路号 C11 227
Yがフイルムが終ったんで買いに行く、というので俺のも頼み、金が残り少ないって言うんで3000円貸した。ロマンスカーまで写すことにした。11:46大井川橋発、急にすげー土砂降りになったのでR362沿いの農家の車庫で10分くらい雨宿りした、対岸の線路をロマンスカーが上って行った。二人共、昨日の学習効果=雨のカーブは滑りやすい=ですっごくスピードを落して通った。12:35(448キロ)千頭手前の鉄橋着、ここからだとすぐに千頭駅へ追っかけできるので急行かわね路号を待つ。小降りの雨のなかをC11 227と5両の客車が終着千頭に向けて通過して行った。13:10鉄橋発、13:15(450キロ)千頭駅着。駐車場から入換風景が撮れる。C56 44と3両の客車がホームに推進運転で入るところや、C11 227が機廻しするとこなどを写した。
千頭駅
臨時急行かわね路号C56 44と急行かわね路の客車
 
話をする機関士と駅員
 
駅手前の踏切でC56 44の臨時急行かわね路号を撮った。全身びしょ濡れでさぶい。駅の土産屋で茶飴入りミニチュア茶箱とSLネームホルダーを買った。ビニール袋を余計に貰い防水対策をしっかりした。14:34千頭発、橋を渡りR362に入る、ヘアピンコーナーの連続だ。全然スピードが出せない、特に右カーブは転倒のせいであまりハンドルがきれないので20キロ以下で慎重に行く。峠は濃い霧で対向車もなく真っ白な世界だった。15:45(488キロ)静岡駅前通過、R1に入る。渋滞してるので路肩を行く。16:30〜45三菱由比GS(517キロ),給油9.5リットル入った、トイレを借りた。渋滞は終っている。Yの50CCに合わせて70キロペースで走る、風が強い。16:58(525キロ)富士の中央エリア(ドライブイン)着、ホットコーヒーとコンビーフサンドで冷えて疲れた体に栄養補給した。
 
臨時急行かわね路号が1番線へ転線
 
 
続いてC11も機廻し
千頭付近
13:46 上り 臨時急行かわね路号発車 C56 44
 
発車を待つ急行かわね路号
浜松ナンバーのGSXの兄ちゃんも会話に交ざってきた、大学生で杉並区の下宿先に戻るトコらしい。17:25発、すぐに新富士川橋を渡る。通行料50円払った、ついでに家に電話した。沼津市内に入るとまた渋滞していた。18:05(550キロ)沼津駅入口通過、ライトがハイビームで固定されてるので対向車からマブシイとパッシングされるがスイッチが壊れているのでどうにもしようが無い、スイマセン。小山市内と渋沢付近で渋滞があったが家まであと少しなので無理なすり抜けはせずに気長に行く。善波峠を過ぎればもうすぐだ。交差点を右折し直進するYとクラクションで別れの合図をする。20:21(622キロ)家着、ずーっと雨だった。服を脱いでそっこーで風呂に飛び込んだ。